福島県 農林水産部 畜産課

おいしい福島牛を
つくる取り組み

酒粕を食べた福島牛を、
生産者の想いとともに、おいしく届ける。

福島牛焼肉 牛豊 店長 橋本 謙治さん

県産食材を生かした地産地消メニューを提供するJA全農福島の焼肉店。

「福島牛焼肉 牛豊」は、JA全農福島が運営する焼肉等を中心に提供するお店です。県産食材を生かした地産地消のメニューづくりをモットーとしており、昨年度に引き続き「酒粕を食べた福島牛食べようキャンペーン2023」に参加しています。期間中、郡山市内にある八山田店、朝日店の2店舗にて各店100食限定で「酒粕を食べた福島牛のモモステーキ」を味わうことができます。お客様からの反応を橋本店長に伺うと「メニュー表と一緒にお渡しする赤いPOPを見て興味を持ってもらえているようです。キャンペーン開始から1週間ほどですが、すでにたくさんのお客様にご注文いただいています。」ライスと一緒に召し上がる方はもちろん、ご家族連れで1皿を頼み、小分けにして楽しむ方も多いそうです。

福島牛を熟知する焼肉店が、赤身肉のステーキを選んだ理由。

今回お店が指定したのはモモ肉、しかも、ステーキ。福島牛を熟知する焼肉店が、なぜこのような肉を選び、メニューにしたのでしょうか。橋本店長は、牛一頭ずつの個体差はあると前置きした上で、「昨年初めてこの肉を食べた時、ほのかな甘い香りとなめらかな食感に驚いたんです。赤身肉は、肉のおいしさを味わえると近年人気が高まっていますし、ステーキなら上下をサッと焼くことで旨みを閉じ込めることができると考えました。」実際、提供されたお肉は、表面はこんがり香ばしく、中身はハリつやのあるレアな状態。口に含むと、なめらかな噛み応えで、肉の旨みとさわやかな風味が口いっぱいに広がりました。「インスタグラムの投稿を見て、新潟県から来てくださったお客様もいるんです。このおいしさをもっと多くの人に実感してもらいたいですね」と橋本店長は語ります。

生産者と消費者の橋渡し役として、いちばんおいしく提供したい。

今回のメニューをはじめ、橋本店長の取り組みや言葉からは食材と真摯に向き合う姿勢が随所に感じられます。「畜産農家にとって、牛は商品であることはもちろんですが、365日休むことなく向き合う家族のような存在です。酒粕という未知の飼料を与えるというのは生産者にとって冒険そのもの。その勇気と覚悟、愛情を込めて育てた牛たちの肉を預かる立場として、お客様にいちばんおいしい状態で召し上がって欲しいんです」と語ります。今後、酒粕を食べた福島牛の生産量をさらに増やして、より多くの人々に提供するには、品質の安定化と合わせて、肉の個性を生かした食べ方の提案も欠かせないと言えます。「ふくしまの日本酒とのセットメニューや、冬には酒粕鍋の具材としても相性がよさそうです。これからもおいしさを実感できるメニューをご提案していきます。」食材として多様な可能性を秘めている酒粕を食べた福島牛。近い将来、より多くの食卓に並ぶ日への期待感がますます高まりました。

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